季節が過ぎ去るのは早い。春告鳥が鳴いたのはついこの前のことだったのに。
花間に、もう初夏が垣間見える。
春が、終わる。



ぽつ、ぽつと。あなたと言葉を交わす。
積み重ねた4年分。随分と久し振りのようで、ついこの前、話したばかりのような。
あなたは変わらない。何ひとつ。
仕事でも生活でも、あなたが日常にいるというだけで追い風が吹いているような、そんな心地になる。
単純でしょう。
それだけで、わたしは頑張れる。